2024年6 月26月 | 対面イベント

東京

Programme

Programme

東京金融情報/テクノロジーサミット2024日程

2024年6月26日
シャングリ・ラ ホテル 東京 | 対面イベント
日本時間

09:3009:35

会長による開会の辞

09:00 - 09:10

カルロス・ブレフェ

データ、情報技術、市場データ

英国・シェフィールド大学で情報学修士号を取得、ブラジル・ウニカンプ大学でコンピュータサイエンスの学士号取得。
証券会社、ソフトウェア企業、研究所など、さまざまな業界で経験を重ねた後、日本のゴールドマン・サックスに入社。

キャリアの大部分を過ごしたゴールドマン・サックスでは、アジア太平洋地域全体におけるマーケットデーターチームを率いた。業務内容は、リアルタイム配信プラットフォームから商業およびベンダー管理まで、マーケットデータの包括的なカバレッジと戦略的管理を含む。データと情報管理に対する深い理解は、彼のキャリアの基盤となっている。チームワークとメンターシップに重点を置いている。

09:3510:00

日本における金融テクノロジーの進展とその対応
基調講演​

09:10 - 09:30

清水 茂

総合政策局フィンテック参事官

金融庁

1996 年、大蔵省(現財務省)入省。これまで監督部門を中心に金融会社や地域金融の領域で要職を歴任。関東財務局理財部金融監督第一課長、東北財務局理財部金融監督官、関東財務局理財部金融監督官、地域経済活性化支援機構(REVIC)担当室企画官等を経て、2023年7月から現職。資金移動サービス、暗号資産・ステーブルコイン等のモニタリング、及びフィンテックに係る政策立案を担当。また、日本台湾交流協会に2008年から2011年まで出向。

10:0010:40

日本におけるデジタルトランスフォーメーションとそれを推進するテクノロジー
基調パネルディスカッション

09:30 - 10:00

  • 技術の進歩が金融業界のプレイヤーにどのような影響を与えているか?
  • 生成AI活用の機会と課題
  • 金融機関はいかに新しい顧客体験を革新しているか?
  • 日本のデジタルトランスフォーメーションの見通しは?
佐藤 吉正

事業推進部 部長

IG証券株式会社

IGグループ日本代表/IG証券代表取締役社長兼CEOをサポートし、業績向上に向けた施策の立案・実行に従事。必要に応じて日本代表/CEOの代理を務める。2018年10月から2022年10月まで日本CFA協会の理事を務め、在任中は総務担当執行理事としての役割を果たした。グローバル・マルチアセット・ポートフォリオ・マネジメント、トレーディング、テクノロジーとデータサイエンス・ソリューションの研究開発をキャリアを通じて担当。それ以前は、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントで計量投資戦略グループのポートフォリオ・マネージャーを務めた。また、ブルームバーグとナスダックにそれぞれ勤務し、アジア太平洋地域のクライアントカバレッジを担当。野村総合研究所でキャリアをスタートし、野村證券のエクイティ・トレーディングおよびポートフォリオ・マネジメント・テクノロジー・チームを率いた。CFA協会認定ESG投資資格取得。筑波大学で工学学士号と修士号取得。

金森 伽野

DX事業企画部長

ソニー銀行株式会社

上原 玄之

マーケットストラクチャ&テクノロジー・エキスパート

グローバル金融業界での業界ワークフローの変革やテクノロジープラットフォームに関する経験を活かし、グローバルおよび日本の金融業界のテクノロジー・プラットフォームを通じた業務効率向上やイノベーションをサポート。

現職以前はSymphonyにてアジアパシフィック戦略・企画担当として日本市場およびアジア地域での事業展開や、ゴールドマン・サックスにてグローバル規模のテクノロジープラットフォームの構築やワークプレースの変革、テクノロジープラットフォームを活用しての新しい収益の可能性の模索や組織の変革などに貢献。

10:4011:10

休憩

14:40 - 15:10

11:1011:50

ESGデータ:技術開発がいかにESGを形成しているか

11:05 - 11:35

  • 現在、データ活用に関し企業が持っている機会と課題は何か
  • ESG情報の開示と報告におけるデータプライバシーの懸念
  • 金融機関はいかにデータ使用に対する規制策定に対応しているか
松山 将之

主任研究員

日本政策投資銀行

久世 素子

チーフ・サステナブルバンキング・オフィサー

ソシエテ・ジェネラル証券株式会社

2001年みずほ銀行パリ支店に入行、2006年にソシエテ・ジェネラルに入社し、パリ本社と東京拠点で10年間勤務。
2016年にHSBCアセットマネジメントにファンドマネージャーとして入社し、その後、シニアマーケットスペシャリストとしてESG投資業務に従事
直近では、世界最大のESGテクノロジー会社であるRepRiskの日本法人設立にあたり、ジェネラルマネージャーとしてESGリスクデータを通じ、グリーンファイナンスの発展に貢献。
2023年1月にソシエテ・ジェネラル証券株式会社、ソシエテ・ジェネラル銀行 東京支店、サステナブル戦略推進室、チーフ・サステナブルバンキング・オフィサーに就任。

鷹羽 美奈子

サステナブル・インベストメント・オフィサー

アセットマネジメントOne株式会社

2022年4月より、サステナブル・インベストメント・オフィサーとしてアセットマネジメントOneの全アセットクラスのESGインテグレーションを統括する。同社入社以前は、約1年間、野村アセットマネジメントにて、株式運用チームのESGインテグレ―ションを担当した。2007年より約13年間、MSCIにてESGアナリストとしてESG格付け業務に従事し、同社の日本株ESGリサーチチームを率いた。MSCI在籍時には、MSCIジャパンESGリーダーズ指数、MSCI日本株女性活躍指数(WIN)の銘柄リサーチ管理者として指数開発・メンテナスに関わった。2022年より、Women in ETF日本チャプターの共同ヘッドとして、日本の金融業界のダイバーシティ向上に力を注ぐ。

11:5012:20

テクノロジーを活用した運用的に強靭な金融機関の構築

10:00 - 10:30

  • 運用リスクと強靭性の現状
  • 運用強靭性を考える際の要因
  • 技術は運用強靭性への道をどのように助けたり妨げたりしているか?
  • 事例研究:組織に運用強靭性を組み込む例
  • クラウドとクラウドベースのサービスが強靭性目標に与える影響
ヴィンセント・バルゼリーノ

CRO

SBI Zodia Custody 株式会社

Vincent Barzellinoは、SBI GroupとStandard Charteredによって支援されるSBI Zodia Custodyの最高リスクオフィサーです。SBI Zodia Custodyは、必要な規制ライセンスを受けた暗号資産の機関向けカストディを提供します。彼の役割では、Vincentは第三者リスク、事業継続性、危機管理、および運用リスクに焦点を当てた、完全なエンタープライズリスクマネジメントフレームワークを構築しています。Vincentは、伝統的な金融(TradFi)の専門知識を活用して、FinTech環境で堅牢なコントロールフレームワークを確立しています。SBI Zodia Custodyに参加する前に、Vincentの経験は3つの防衛ラインで多様な機能をカバーしていました。これには、内部統制、内部監査、および運用リスクが含まれます。Vincentの職務は、主に投資銀行であるSociété GénéraleとプライムブローカーであるNewedgeの市場活動を対象としていました。これらの経験は香港と東京の両方で行われました。Vincentは、Neoma Business School(フランス)とUniversidad Pontificia Comillas(スペイン)から国際ビジネス管理の学士号(BA)を取得しています。

アシッシュ ダベ

テクノロジー・ソリューション・グループ部長

PGIMジャパン株式会社

ダベ アシッシュ (PGIMジャパン株式会社 テクノロジー・ソリューション・グループ部長)は1年半前に入社し、以前は資産運用会社のBlackrock社にて13年勤続しておりました。現在の主な役割は、クラウドを当社に導入・移行することです。学歴としては、ムンバイ大学を卒業しコンピュータ・エンジニアリングの学士号を取得しています。

フィデル・オバダ

テクノロジー運用部門の責任者

Point72

12:2013:20

昼食

12:05 - 13:10

13:2013:50

サイバーセキュリティスポットライト:セキュリティとプライバシーに関する新たな考慮事項

13:10 - 13:25

  • テクノロジーはセキュリティにどんな影響を与えるか?
  • 2024年以降のサイバーセキュリティの状況はどうなるか?
  • 消費者保護と市場の完全性を確保するには
上原 玄之

マーケットストラクチャ&テクノロジー・エキスパート

グローバル金融業界での業界ワークフローの変革やテクノロジープラットフォームに関する経験を活かし、グローバルおよび日本の金融業界のテクノロジー・プラットフォームを通じた業務効率向上やイノベーションをサポート。

現職以前はSymphonyにてアジアパシフィック戦略・企画担当として日本市場およびアジア地域での事業展開や、ゴールドマン・サックスにてグローバル規模のテクノロジープラットフォームの構築やワークプレースの変革、テクノロジープラットフォームを活用しての新しい収益の可能性の模索や組織の変革などに貢献。

ジェイソン・モーティマー

債券サステナブル・インベストメント・ヘッド

野村アセットマネジメント

ジェイソン・モーティマーは、野村アセットマネジメントの債券サステナブル・インベストメント・ヘッドであり、債券運用における責任投資責任者として、ESG評価を運用プロセスに組み込み、運用付加価値の向上を目指すESGインテグレーションを統括しています。債券とクレジットへの持続可能な投資、グリーン、ソーシャル、サステナビリティ ボンド等への投資やインパクト投資戦略に重点を置いています。

 

ジェイソンは、東京のバンク・ オブ・ アメリカ・ メリルリンチでキャリアをスタートさせ、日本円レートの スワップ/オプション・ デスクのセールスおよびトレーディング アソシエイトを担いました。その後、JPモルガン でバイスプレジデントとして新興アジアの現地通貨建て債券戦略やデリバティブ戦略等を担当し、香港とシンガポールで 4 年間勤務しました。2017年に野村アセットマネジメントに入社する以前は、ロンドンの ファーストステイト・インベストメンツでポートフォリオ マネージャーとして新興アジア債券・通貨、米ドル建てソブリン債の運用を担当しました。

ジェイソンはノースカロライナ大学チャペルヒル校で経営学の学士号を取得しており、JLPT(日本語能力試験)で最上位の レベル 1 の認定を受けています。

 

アッチュタラオ・キラムセッティ

IT部門の責任者

Schroders Investment Management

Since graduating with distinction from Jawaharlal Nehru Technological University in Electrical & Electronics Engineering, spent last 25 years in Japan working for prestigious multinational financial firms like Goldman Sachs, Wellington Management, UBS, Schroders (current). A perfect bilingual in Japanese and English with post graduate diploma in Digital Business from Columbia Business School and Executive MBA from Quantic School of Business. Successfully lead and delivered various digital/cloud/workflow transformation initiatives. Often referred by business executives/colleagues as trustworthy and results oriented Digital IT leadership FinTech professional.

 

13:5014:20

データアナリティクスによる新しいシナジーの醸成と効率化の推進

15:15 - 15:40

  • 2024年以降の金融機関によるデータ使用に関する重要な考慮事項
  • データサイエンティストから見たデータの可能性を最大限に活用する方法
  • バイサイドとセルサイド、両方の企業の成功例
  • 合理化されたエンタープライズデータ管理(EDM)の要素
藤澤 陽介

AIオフィサー 情報システム部

住友生命保険相互会社

大手信託銀行、ベンチャー生保、外資系再保険会社を経て、2020年より現職。データ分析に関するプロジェクトを統括。Vitalityを含む保険データの分析を得意とする。早稲田大学(非常勤講師)、日本保険・年金リスク学会(理事)、日本アクチュアリー会ERM委員会(委員長)、国際アクチュアリー会EFRフォーラム(委員長)、社会保障審議会企業年金・個人年金部会(委員)/年金財政における経済前提に関する専門委員会(委員)等

櫻井 豊

所長

AIファイナンス応用研究所

金融市場と数理ファイナンス、及びAIを含む関連技術の実務と理論の両方のエキスパート。近年はAIや量子コンピューティング関連技術をそれぞれ、あるいはその両方を同時にファイナンスなどに融合させる研究や開発に注力。早稲田大学理工学部数学科を卒業し東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。ソニー銀行執行役員市場運用部長などを経て2010年よりRPテック取締役、2017年よりAIファイナンス応用研究所所長。金融機関時代は、ほぼ一貫して金融市場におけるさまざまな金融商品を用いたトレーディング、資産運用などの業務に従事し、金融市場の実態、理論とそこで使われる技術を熟知する。主な著書に『人工知能が金融を支配する日』(東洋経済新報社)、『数理ファイナンスの歴史』(金融財政事情研究会)、『機械学習ガイドブック』(オーム社)がある。

14:2014:50

休憩

10:30 - 11:05

14:5015:35

生成AIとMLがオペレーションに与える影響

13:25 - 13:50

  • デジタルトランスフォーメーションの進展とプロセス、日本の方向性
  • デジタルトランスフォーメーションがもたらす変化を組織が活用することを支援するには
  • オペレーションで起きているイノベーション 今後のステップは何か
  • AIガバナンスにおける主な役割
柴田 誠

Head of FINOLAB/Chief Community Officer & 株式会社UI銀行 社外監査役

株式会社FINOLAB

東大経済学部卒、東京銀行入行、池袋支店、オックスフォード大学留学(開発経済学修士取得)、経理部、名古屋支店、企画部を経て1998年より一貫して金融IT関連調査に従事。日本のフィンテックコミュニティ育成に黎明期より関与、FINOVATORS創設にも参加。2018年三菱UFJ銀行からMUFGのイノベーション推進を担うJDDに移り、オックスフォード大学の客員研究員として渡英。株式会社FINOLAB設立(2019年)とともに現職就任。UI銀行の銀行免許取得(2021年)とともに社外監査役就任。

沖島 章浩

イノベーション企業戦略部長

みずほ証券株式会社

大学で大規模データの分析・応用を研究。財閥系総合不動産会社にて大型再開発や新規事業の企画・立上げを担当後、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。みずほFG発足後、みずほ証券投資銀行部門にて投資銀行業務全般に従事。2016年ブラックロックジャパンにてファンド組成・運用を担当。2018年より現職。AI、IoT、バイオテクノロジー等の最先端テクノロジー分野のアナリストチームを統括。フィンテックを含むテクノロジー企業の資金調達やビジネス成長をサポートしながら、AIを使った分析、バリュエーション等に取り組む。社内DXプロジェクトにも関与。国際公認投資アナリスト、日本証券アナリスト協会認定アナリスト、MRICS(英国王立チャータード・サーベイヤーズ協会会員)、不動産鑑定士補。東京大学工学部都市工学科卒。

エマニュエル・プティジャン

COO

アムンディ・ジャパン

エマニュエル・プティジャンは、20139月よりアムンディ・ジャパンのCOOを務めています。アムンディ・ジャパンのオペレーション、IT、トレーディング、ファイナンス、コーポレート・ガバナンスを統括しています。また、オペレーショナルリスクコントロールの責任者でもあり、会社のテクノロジーやオペレーションプロファイルの変革に関するプロジェクトを監督しています。

エマニュエルは、2002年に日本SGアセットマネジメントに入社し、IT部門の責任者として、資産運用業界でスタートし、2006年にオペレーション本部の責任者となりました。2008年、パリでパフォーマンス測定・レポーティングチームのリーダーを務めた後、クレディ・アグリコル・アセット・マネジメントとの合併に伴い、アムンディのリスク部門におけるグローバル・パフォーマンス・メジャーメントの責任者となりました。

資産運用に携わる前は、1994年から2002年までソシエテジェネラルでプロジェクトマネージャーとITディレクターを務め、フランスと日本で活躍しました。

エマニュエルはEcole Supérieure d'Electricité (Supélec)を卒業し、HECビジネススクールでマーケティングの修士号を取得しています。

佐野 仁美

大学院ソーシャル・データサイエンス研究科 特任講師

一橋大学

一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科 特任講師、博士(理学)。専門はデータ工学。金融DXによる経済効果、気候関連金融リスクの定量的評価に関心がある。お茶の水女子大学理学部情報科学科卒業、同年に日本銀行入行。日銀ネットをはじめとする金融システムの開発設計に携わる。東京大学地球観測データ統融合連携研究機構および同大学院工学系研究科特任研究員、政策研究大学院大学特任フェローを経て、2024年4月より現職。現在は、金融DX、高齢化対策、大学発起業支援を軸に産官学連携を主導。一般社団法人人工知能学会所属、同学会金融情報学研究会幹事。

15:3515:40

閉会の辞

16:50 - 17:00

カルロス・ブレフェ

データ、情報技術、市場データ

英国・シェフィールド大学で情報学修士号を取得、ブラジル・ウニカンプ大学でコンピュータサイエンスの学士号取得。
証券会社、ソフトウェア企業、研究所など、さまざまな業界で経験を重ねた後、日本のゴールドマン・サックスに入社。

キャリアの大部分を過ごしたゴールドマン・サックスでは、アジア太平洋地域全体におけるマーケットデーターチームを率いた。業務内容は、リアルタイム配信プラットフォームから商業およびベンダー管理まで、マーケットデータの包括的なカバレッジと戦略的管理を含む。データと情報管理に対する深い理解は、彼のキャリアの基盤となっている。チームワークとメンターシップに重点を置いている。

15:4015:40

東京金融情報/テクノロジーサミット2024 終了

17:00 - 17:01